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医療コラム

新型コロナウイルスと内視鏡検診

皆さんの胃腸はカイチョー♪(快調)ですか?

世界的な流行(パンデミック)となっている新型コロナウイルス。日本ではやっと収束の気配です。
このまま仮に国内の感染者がゼロになっても、海外から人が入国するようになれば、いずれは第二波がやってくることでしょう。
今後も気を緩めないようにしなくてはいけませんが、緊急事態宣言が解除された今こそ、浜松市の経済を活性化させるために、市内からは出ずに外食、ショッピングなどを少しでも楽しみたいところですね。

さて、そんな緊急事態宣言期間中、浜松市では胃内視鏡検診の実施を自粛しておりました。
感染した人に胃カメラ検査をしてしまうと、検査時に出る咳などにより検査室の空気中にウイルスが浮遊し、院内感染を引き起こす恐れがあるということでした。
もちろん、防護服、フェイスガード、防護マスクなどがあれば予防できるのですが、それらが手に入りづらい状況でしたので、やむなく自粛となった訳です。

ここで誤解をしていただきたくないのは、検査によって受診者の皆様にウイルスが伝播するということはほとんどないということです。
なぜなら、私の診療所だけでなく市内の内視鏡検査を行っている医療機関のほとんどでは、検査後の機器の洗浄,消毒は内視鏡学会で推奨されている方法で厳重に行っております。
それにより、内視鏡機器を介して人から人へウイルスや細菌が感染してしまう可能性は極めて低く抑えられているからです。

そこで、新型コロナウイルスが怖いので胃内視鏡検診の受診を控えているという方に申し上げます。
正しい知識を十分にご理解いただいた上で、第二波が来る前に安全に胃内視鏡検診を受けられることをお奨め致します。

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053-426-2000

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木曜日・日曜日・祝日